JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の『新・感・覚コンサート』を聴きに行った。
「障害者向け鑑賞支援付き」と書かれていて、障害のある方の姿が多く見られた。
「鑑賞支援」があるとこんなにも参加できる人が増えるのか、と驚いた。
もしかしたら、来たくても来られない環境が多いのかもしれないと思った。
また、ちょうど夏休み期間中だったためか、小さな子どもを連れた家族連れの姿も目立っていた。
相撲がテーマと聞いて、最初は「相撲に詳しい人向けかな?」と思ったけれど、
内容はとても丁寧に説明されていて、初心者でもわかりやすかった。
『新感覚コンサート』という名前のとおり、鑑賞者が相撲甚句に合いの手を入れたり、
蝉の声を真似したり、チラシをこする音を使って
「夏の空気感」や「鈴の音色」を表現するなど、参加型の場面もあった。
まさに新感覚の体験であった。
相撲の取組が終わった後に行われる「弓取り式」を元にした「毛弓取り甚句」という曲があり、
ヴァイオリンとピアノで演奏するアレンジに驚いた。
特に印象に残ったのは、「三声の相撲甚句インヴェンション」。
クラシック音楽でいう「インヴェンション」は、二つの旋律を同時に奏でる形式らしいけれど、
異なる相撲甚句を重ねて演奏しているのに、不思議なくらい自然に聴こえた。
七五調の歌詞だからこそ、メロディ同士がうまく重なりやすいのかもしれない。
(もちろん、演奏者の高い技術もあってのことだろうけれど……)
1時間のコンサートだったけれど、初めての体験ばかりで、とても心に残る時間になった。
#相撲
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