黒糖丸部屋名簿

力士たちの階級は、サイト開設時点のものです。
それぞれの歩みや変化は、物語の中で語られていきます。

力士

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黒糖丸
朝乃葉丸
美威薔亞丸
温貴丸
見習い花丸

関係者

力士

黒糖丸こくとうまる

黒糖丸部屋・公式初代親方。
ビバナナ(現スタッフ)に勝手に立ち上げられた相撲部屋の後始末として、本部から派遣された。
だが、いつしか弟子が増え、この部屋が自身のビーバー生そのものになっていた。

普段は口数少なく、静かに川辺で佇む親方。しかし、ひとたび土俵に立てば、つぶらな瞳の奥に闘志が灯る。
現役時代は、つきたての餅のような柔らかな体と、粘り強い取り口で観客を沸かせた。
どんな逆境でも土俵際でひっくり返す「うっちゃり」は、今なお語り草となっている。
その粘りと胆力で、部屋の内外から一目置かれている

弟子たちの力を、曇りなきつぶらな目で静かに見定める。
いまはビーバー相撲の魅力を広めるべく、全国を奔走している。


朝乃葉丸あさのはまる

幕下力士。アマチュア時代、全国大会で上位入賞を果たした実力派。
「期待の星」と呼ばれたこともあったが、その輝きは、今は静かに影をひそめている。
怪我にも悩まされ、思うように勝ち星を重ねられず、新入りたちに追い抜かれていった。

稽古後は、ちゃんこ番を任されることが多く、鍋を囲みながら若手力士たちとの関係を築いている。
ふだんは柔らかい雰囲気の兄貴分だが、胸の奥には「もう一度、勝ちたい」という静かな炎が残っている。

夜行性のビーバーのなかでも、とりわけ朝に弱い彼は、眠たげな目のまま、部屋でいちばん早く稽古場へと向かう。

──だが心に走った小さな綻びが、静かに、崩れ始めたその日。
静寂を切り裂くように、内なる影が目を覚ました。

闇乃刃丸やみのはまる

光に背を向けて、舞い堕ちる。

土俵に立てば、ただならぬ気迫で相手を圧倒する。
技巧派だった朝乃葉丸とは対照的に、 闇乃刃丸は手段を選ばぬ荒技で相手をねじ伏せる。
その姿は、夜の闇に潜み、獲物を待ち伏せる獣のようだ。

闇乃刃丸としての記憶は、一切、朝乃葉丸には引き継がれない。
喜びも悔いもないまま、ただ無残な勝敗の痕だけが、静かにその場に残されていた。


美威薔亞丸びいばあまる

序二段力士。感情が表に出やすく、すぐに熱くなる性格。
相撲にかける情熱はまっすぐで、努力を惜しまない強い芯を持っている。

幼い頃は体が弱く、その弱さを隠すために、不器用な態度で周囲と距離をとっていた。
似た境遇の花丸を気にかけているが、その優しさを素直に伝えることは、いまだに苦手。
皮肉屋の温貴丸とはしょっちゅう小競り合いをしている。

本名は「ごく平凡な名前」らしいが、親方とおか美以外には明かしていない。

得意技は、勢い任せのツッパリ
ぶつかり稽古では誰にも負けたくないと、鼻息荒く稽古場に立ち続ける。


温貴丸あったかまる

序ノ口力士。幼い頃に家族とはぐれ、それ以来、一匹で生きてきた。

冬のある日、空腹のまま相撲部屋の前をふらついていたところ、ちゃんこの湯気とともに、おか美がそっと前脚を差し伸べてくれた。
それをきっかけに部屋に出入りするようになり、やがてそのまま在籍することになった。

初めてちゃんこ鍋を食べたとき、「あったかまる……」とつぶやいた(「あたたまる」の意味で)。
それを聞いた美威薔亞丸が面白がって名付けたのが、この四股名の由来である。
当初は「ダサい」と渋っていたが、仲間との日々のなかで、次第にその名を誇りに思うようになっていった。

当初、相撲そのものにはほとんど興味がなく、入門当初の目的は、もっぱらちゃんこだった。
しかし稽古場での仲間たちとの暮らしは、長く閉ざされていた心のダムに、静かにヒビを入れていく。
いつか相撲で名を上げ、家族と再会できる日を夢見ている。


花丸はなまる

新弟子検査合格を目指す、見習い力士。
胃の弱さと太りにくい体質というハンデを抱え、条件が整わず、新弟子検査の見送りが続いている。
それでも前相撲の土俵に立つ日を夢見て、 今日も稽古場へ向かう。

相撲との出会いは、ある日ふと見たアニメだった。
画面の中でぶつかり合う力士たちに心を奪われ、「自分も、あんなふうに戦いたい」と憧れたのがはじまり。

気弱な性格で、美威薔亞丸と温貴丸が口論を始めると胃がキリキリと痛み、ひどいときには、ちゃんこすら喉を通らなくなる。
部屋では、朝乃葉丸に次いで早起きし、稽古場へ向かう努力家。

ただし、アニメ『PUIキュア』が放送される日曜の朝だけは、心が少し緩む。
それが、今の自分に許された、唯一の息抜きだとわかっているからだ。
声を抑えて応援しているつもりでも、その声は廊下まで響いてしまう。
仲間たちは小さく笑い、何も言わずに支度を続けている。

稽古のあとには体調を崩すことも少なくないが、それでも「相撲が好き!」という気持ちは、誰よりも強く、まっすぐだ。
親方の“うっちゃり”に憧れ、自身も「技で勝つ力士」を目指して、静かに、こつこつとその道を歩み続けている。

関係者

囁木ささやきおか

ナチュラル・ボーン・女将。

幼い頃から面倒見の良さと、女将としての才覚を発揮し、ひょんなことから勝手に立ち上げられた相撲部屋の女将を務めることに。
黒糖丸親方との婚姻関係はない。

その凛とした佇まい切れ長の瞳は、すべてを見透かすような雰囲気をまとっている。
1/fゆらぎを含むウィスパーボイスは、耳に心地よく、聞く者の心をそっと癒す。

食材の目利きにも定評があり、彼女の選ぶちゃんこの具材には、一片の嘘もない


KBeaver

相撲部屋と当サイトの平和を守る、頼れる警備ロボット。
単三電池で動くとは思えない働きぶり。
設計・開発:花丸。


どす恋丸

かつて黒糖丸部屋に所属していた、惚れっぽい性格のビーバー力士。朝乃葉丸の先輩。
女将・おか美への恋心 が災いし、次第に稽古に集中できなくなっていった。
それだけでなく、どれだけ稽古を重ねても、追いつけない何かがあることを否応なく思い知らされるようにもなっていた。
悩んだ末、 自ら引退を申し出て、森へと帰っていった。
(※ そもそもビーバー相撲部屋も森の中にあるが、ここでは“相撲から離れる”意味で「森へと帰った」としています。)

現在は、森の外れにあるバー「ビーバーボンハウス」で、バーテンダーとして静かに働いている。
部屋からはやや距離があるものの、歩いて行ける範囲にあり、夜には落ち着いた年長のビーバーたちが集う場所になっている。
カウンター越しに語られる相撲時代の思い出は、どこかほろ苦く、聞いた者の胸を静かに打つという。

店の開店祝いには、おか美からも花輪が届いた。
今では、二ビ(ふたり)は、穏やかな距離を保ちながら、静かに笑い合える関係になっている。

このサイトで紹介しているビーバー相撲は、実際のビーバーの行動をもとにしたフィクションです。
実在する人物・ビーバー・団体などとは一切関係ありません。

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